大人アトピーの治し方―タンパク質は体の修復に欠かせない材料だよいっぱい摂ろう
こんにちは、シシです。
今日も来てくださって嬉しいです٩( ´◡` )۶
前の記事で、
私が大人アトピーを自分で治したときに取り組んだ食事法の重要ポイントは
- タンパク質・脂質を十分量摂る
- ビタミン・ミネラルを十分量摂る
- 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
+ - 腸の状態を改善する
だよん。
ということを紹介しました。
↓前の記事↓
このうち、今回は「タンパク質・脂質を十分量摂る」という項目の、
「タンパク質」について詳しく紹介していこうかなと思います。
(長くなるから脂質については記事分けました)
ちなみに「糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす」「ビタミン・ミネラルを十分量摂る」ということについての詳細は、
以下の記事にまとめています。
あわせて読んでみてくださいね。
この記事では、
- なぜタンパク質を摂ると良いのか
- タンパク質を取るときのおすすめの方法と注意点
について書いていきますよ。
読み終わるころには、タンパク質を摂りたくていてもたってもいられなくなっていることでしょう。
さー行くわよー。
大人アトピーホルダーがタンパク質を摂ると良い理由
なぜタンパク質の摂取が大事なのか。
私たちの体というシステムが、主にタンパク質でできているから(水分以外)
です。
皮膚はもちろん、脳も心臓も肝臓も腎臓も肺も腸も筋肉も血管も血液も髪の毛も、
もっと言うと細胞や酵素だってタンパク質です。
骨も、カルシウムが主ですが、それを強くするのはコラーゲンというタンパク質です。
もちろん、何らかの刺激で体の一部が損傷した時の修復にも、
タンパク質という材料が必要不可欠です。
うんうん、これは多くの人が知っていることでしょう。
一日にタンパク質摂取ゼロって人はいないと思います。
重要なのは、その摂取量なんですよね。
量が足りないと、古い細胞が死んで新しい細胞が生まれるときに材料が足りなくなり、、、
体の修復やぴちぴち感を保てなくなります(PД`q。)
材料足りないときは、USEDタンパクを再利用とかするらしいですよ・・・!
いやすごいけど!恐ろし!
苦肉の策感すごい。そら劣化するわ。。。
生命を維持するための重要な化学反応を担う酵素や免疫細胞だって、
数が減ったり元気がなくなったりします。
私も糖質中心(タンパク質不足)の食事だったころにアトピー発症しましたし、
けがが治りにくかったり体調崩しやすかったりしてましたねー。
タンパク質に限らずですけど、栄養が体の各所を回る順番は人によって違っていて、
その順番が後ろの方ほど不足の影響を受けやすいんですって。
例えば、タンパク質が皮膚の再生に使われる順番が最後の方の人は肌質が弱くなりがち、とか。
この個人差がいわゆる「体質」と呼ばれるやつですね。
ってことで、ちゃんと順番が最後の方までいきわたるように、
十分量摂取するのが大事ということなんですね。
体の材料であるという重要な役割に加え、タンパク質はエネルギー源でもあります。
アトピー治すなら特に、糖質制限するなら特に、
タンパク質が十分量必要であることがお分かりいただけると思います。
タンパク質をたくさん摂れる食品と必要量
タンパク質がたくさん含まれる食品
どんな食品にタンパク質が多く含まれているか、というのは
感覚的にご存知かと思いますが、
肉類、魚介類、卵類、大豆(製品)、乳製品(チーズが断トツ)
辺りですね。
結構幅広いので、食べられるものがない!となることは少ないんじゃないかなー
と思います。
飽き防止にも◎ですね!
そして嬉しいことに、これらの食品は糖質が低いことが多いので、
糖質制限にはもってこいです。
わたしは卵がイチオシですかね!
完全栄養食品といわれるように、ビタミンやミネラルなどの栄養素もバランスよく含まれています。
調理もしやすいですし、すごく安い!
さすが、ひよこちゃんの素。
(そう考えると食べるのも忍びなくなりますが。。)
もちろんこれらを材料とした加工品もタンパク質多いですが、
添加物・糖質が多く含まれることもあるので、
その点だけ注意ですね。
それぞれの食品のタンパク質含有量(食品100g当たり)は以下の通りです。
<肉類>20g/100g前後
<魚介類>
魚:20g/100g前後
(かつお、まぐろは約25g/100g)
貝類:6~13g/100g
カニ:13g/100g
エビ:20g/100g前後
タコ・イカ:17g/100g前後
魚卵:25g~30g/100g
<卵類>12g/100g前後
(鶏卵1個50g中に約6g含)
<大豆製品>
油揚げ:20g/100g前後
納豆:16g/100g前後
豆腐:6g/100g前後
きなこ:35g/100g
<乳製品>
チーズ:20g/100g前後
(クリームチーズは10g/100g)
ヨーグルト:4g/100g(糖質注意)
牛乳:3g/100g
タンパク質摂取量の目安
じゃあどのくらいの量のタンパク質を摂ればいいのかっていうと、
体重50kgの健康な人で50g/日(体重1kgにつき1gのタンパク質)
が最低必要という目安があります。
糖質制限に伴うカロリー不足を補いつつ体質改善もするとなると、
100g/日(体重1kgにつき~2gのタンパク質)ほどは必要になるかと思います。
ただしこれには個人差があるので、自分で元気がいい・気分がいい・苦しくない
と感じる量を探る必要があります。
また、糖質中心だった人がいきなりタンパク質の摂取量を増やしてしまうと、
タンパク質分解酵素の働きがついてこれなくて消化不良を起こします。
胃の不快感や吐き気、下痢などになってしまいます。
ええ、もちろん私も経験済みですとも。
なので、気持ち悪くない量から少しずつ増やし、
一度にたくさん食べるより小分けにして食べるなどの工夫が必要です。
ここでもう一度、上に挙げた食品のタンパク質含有量を思い出してみてください。
タンパク質100gを食品から取るとします。
想像してみてください。
・・・食べる量ヤバくないですか?
ヤバ・・・くないですか?
ヤバいんですよ。
食事ではタンパクだけ食べるわけじゃないですからね。
胃「そんなに入らん(‡▼益▼)!!!」
そんな時に頼りになるのがプロテインです。
もし抵抗がなければ、活用してみてはいかがでしょうか?
プロテインは、マッチョになるためだけのものではなく、
普通の人にとっても無理なくたんぱく質を摂取できるとても有効なサプリメントです。
味も原料(乳、大豆など)も色々あって選択肢も多いですし、
どこでも売ってるので手に入れやすいです。
プロテインは消化に慣れてない人は必ず表示よりも少ない量から始めてくださいね。
少しずつ慣れていくと良いです。
また、人によってはプロテインで腸内環境が悪化してしまう人もいます。
(私はややこの傾向ありです。3年くらい続けた後に気づいた。)
飲み始めて体調が悪くなったり、お腹の調子に違和感を感じるようであれば
プロテインを控えるか、
腸内環境をよくする対策(乳酸菌や食物繊維をたっぷりとるとか)をしながら飲むようにしましょう。
どうしてもプロテインが苦しいという方はアミノ酸のサプリという選択もあります。
(アミノ酸はタンパク質が消化された後にできるもの。体からしたら消化する負担を減らせます)
ただし、アミノ酸サプリも摂り方にすこし癖があるので、
それについてはまた別途記事をまとめます。
なんにせよ継続することが大切なので、
無理せず身体の声を聴きながらやっていきましょう。
まとめ
大人アトピーホルダーの食事において、タンパク質を摂る意義について
お話ししました。
軽くまとめると
- タンパク質は、体の組織を修復する重要な材料となる
- タンパク質を多く含む食品には、肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品などがある
- タンパク質は、アトピー改善を目標にするなら体重1kg当たり2g程度摂る必要がある
- タンパク質の量は、無理のない範囲で徐々に増やす
- 食事からタンパク質を摂るのが苦しい場合はプロテインなどのサプリメントを活用する
(ただし体調に悪さするようであれば、控えるか対策が必要)
(あごめん、ぜんぜん軽くねー。。)
ちょっと取り方に注意が必要、というか、
体質によって適した摂り方や量が変わるので、
体調をしっかり見ながら徐々に変化させてみてくださいね!
今回は、この辺で。
また別の記事でお会いしましょーう。