大人アトピーホルダーへの福音

大人アトピーを脱却した経験と方法を書いていくブログです。あと身体に良さそうな話とかも。

大人アトピーの治し方―食事から糖質を出来るだけ減らした方がいい

糖質のイメージーパンケーキ

こんにちは、シシです。

ようこそおいでくださいました(゚∀゚)

わーい。

 

さてさて、今日の話題は。

大人アトピーを治したいなら、食事から糖質を減らすといいぞ!

ということをブリブリ書いていきたいと思います。

 

わたしは数年前に、10年ほどつき合った大人アトピーとさよならしたのですが、

その時にとことん食事(栄養摂取)を見直したんですね。

 

なぜならアトピーの原因として大きいのは「栄養不足」だからです。

その「栄養不足」を解消するため、特に

  • タンパク質・脂質を十分量摂る
  • ビタミン・ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

ということに全力で取り組みました。

 

関連することを以下の記事で語っていますので、

もしよろしければ読んでみてくださいね。

shishigatari.com

 

今日はこのうち、

「糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす」

ということについて、その理由と具体的な減らし方を

詳しく紹介したいと思います。

 

では、早速行ってみましょー。

 大人アトピーを治すために糖質を減らすべき理由

アトピーホルダーが糖質を控えた方がいい理由はズバリ、

過剰な糖質が、体内で炎症を起こす物質の発生原因になるから

です。

(かなーり端折ってるので実際にはニュアンス違いますが、まあそんな感じです)

 

少し詳しく言うと(めんどかったら読み飛ばしてね)、

 

糖質を一気にたくさん取ると、体内で代謝されて大量のブドウ糖が生成し、血糖値が急上昇します。

(血糖値スパイク!!っていうらしいです。かっこよ。)

 

このブドウ糖過剰な状態になると、体内のタンパク質と結びついて「糖化」という現象が起こります。

 

この「糖化」により体内で化学反応がごにょごにょした後、最終的に

  • 活性酸素(タンパク質を劣化・変性させてがんのもとになったりするやばいヤツ)
  • 炎症を引き起こす物質

が体内につくりだされてしまいます。。

まじ勘弁してくれ。

 

それがアトピーなどの皮膚の炎症にもなるし、

身体なんてタンパク質が主要成分なので、体中どこで炎症起こっても不思議じゃない感じです。

内臓で炎症が起こったら、アトピー以外の病気になるかもしれません。

 

※炎症そのものが悪いわけではありません。それが過剰だと悪さになるということです。

 

つまり過剰な糖質摂取が、炎症や活性酸素による不調・病気の原因になり得るってことなんですねー。

発症のしやすさなんかは個人差(いわゆる体質)あると思いますけど、確率は底上げされるでしょう。

 

逆に言えば、糖質を減らすことはアトピーだけじゃなくて

ほかの病気の予防にもなってめちゃんこオイシイじゃないか!

と個人的には強く思うのであります。

 

糖質が多く含まれている食べ物

さて、糖質がまあまあやべぇ奴だとわかったところで、

じゃあどんな食べ物に糖質が多く含まれているか見ていきましょう。

 

 

食べて甘みを感じる食品は大体多くの糖質を含んでいるんですけど、具体的には

 

砂糖、米・小麦などの穀物、果物、イモ類、甘みのある野菜(トマト、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎ、ゴボウ、etc.)

 

が主なところでしょうか。

なので、これらを主な材料に使っている加工品(お菓子全般、麺類、パン、フルーツ/野菜ジュース、etc.)もめっちゃ糖質多いです。

 

あと、ドレッシング、ケチャップ、醤油、みりん等の調味料にも結構含まれていますね。

一度に使う量が知れてますから、まあ、アレですけど。

 

「〇〇(食品) 糖質」でググると100g当たりの糖質量がサササーっと出てきます。

昨今の糖質制限ブームで一覧にしてくれているサイトもたくさんあるので

簡単に調べられますよ。

 

完全に個人的感覚ですが、

100g中の糖質量が2ケタg行くと、高いぜ糖質!!って感じですね。

5g/100gでまあ、食べてやってもいいかな!ぐらい。

1g/100g以下だと狂喜乱舞。

 

 

私がヤル気MAXで取り組んでいた時は、糖質を20g/日まで落としてましたねー。

(これはさすがにやり過ぎた感あります。。良い子はマネしないでね)

 

!注意!

どこまで糖質を減らせばよいかは人によります。

ひとまず最初の目標は100g/日、それでも体が平気そうなら

40g/日~50g/日を目指すのがいいんじゃないかなと思います。

 

ただし、痩せている人(BMI20以下)は、糖質以外からエネルギーを作り出す能力が物理的に低いので、過度な糖質制限はお勧めしません。

 がっつり糖質制限するなら、少なくともBMIIを22程度以上にしてからにしましょう。

 

私の場合、

糖質を減らしたらアトピーの治りも早くなったし、

その他だるさや日中の眠気などいくつかの不定愁訴も軽くなりましたよ。

 まじ、糖質制限おすすめです。

 

ただ、何も考えず丸っと抜けばいいってもんじゃないのが難しいところで。

根っからの結果早く欲しいマンの私は

それで前のめりになり過ぎて失敗しました。。。

 

キケンなことをあなたにやらせるわけにはいかないので、

糖質制限の注意点について、以下詳しく書いていきますよ。

 

 

食事から糖質を減らすときに注意すべきこと

糖質を急激に減らさない

糖質をいきなりやめると、めちゃくちゃ体がしんどくなります!まじで!!

日ごろから糖質中心の食生活なら特に。

 

体内エネルギーの作り方は主に

  • 「糖質」を原料とするシステム(解糖系)
  • 「脂肪酸」を原料にするシステム(ケトン体回路や糖新生)

があり、糖質を摂取する食生活の場合は優先的に解糖系が働きます。

 

糖質供給をやめると体はケトン体回路にシフトしてくれるんですが、

大抵はこのケトン体回路に体が慣れていないので、

上手く回らずエネルギーも作れません。

 

ずっとWindows使ってたのに、急にMac使いこなせないですね?

そういうことです。(は?)

 

なので、急激な糖質断絶はエネルギー欠乏や体調不良になるので注意が必要なのです。

 

私は何も考えずに

コノヤロー糖質め!もうおさらばだ!!

とばかりにいきなり糖質≒0にしてしまい、一時期ふらっふらになりました。

吐き気とかも。歩くのすらしんどくなった。。

いや、アホでしょ。

 

糖質制限始めるなら、焦らず少しずつ切り替えたほうが無難です。

まずはお菓子を止めてみるとか。

お米やパン・麺類を、3食→2食→1食とか、1杯→2/3杯→1/2杯とか。

変化をつけたら一定期間(1~2週間)その条件で体の様子を見たり。

 

もし体調が悪くなるなら、その糖質の減らし方は今の体の状態にはまだ早いということです。

一歩手前の量で様子を見ましょう。

 

ただでさえアトピーで苦しんでるんですから、

出来るだけ他の不調は抑えながら取り組みたいですね。

糖質を抜いた分、タンパク質と脂質をちゃんと摂る

あとは、今思うとふらふらになった当時は

タンパク質と脂質の摂り方が圧倒的に足りなかったですね。

 

小学校の家庭科で習った通り、我々はの体は炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質の三大栄養素からエネルギーを作り出しています。

 

糖質抜いてたんぱく脂質を増やさなかったら、そりゃあエネルギー不足にもなります。

 

私の場合、タンパク質や脂質は糖質よりも「重たく」感じていたので、

すぐ満腹に感じてました。

また、食べ慣れてなかったせいか消化能がついてきてなかったと思います。

 

なので糖質減らしとタンパク質・脂質増やしは同時進行でやるべきなのですが、

切り替えは体の調子を見ながら段階的にした方が体も慣れやすいです。

 

 

そうだ。

よく、糖質制限で「疲れやすくなる、だるくなる、筋肉量がへる、骨が弱くなる」などの危険性が叫ばれることがありますが、

これ多分脂質・タンパク質やその他ビタミン・ミネラルなどの不足が原因と思われます。

 

つまり糖質制限とは、単純に糖質を抜くことを指すんじゃなくて、

糖質以外の栄養素でちゃんと身体を創る・動かすってことなわけですね。

 

栄養はトータルで見ることが大事なんだということを、

私自身身をもって思い知った次第です。

 

タンパク質・脂質やビタミン・ミネラルの詳細は別記事にまもなくまとめます。

ぜひ読んでみてください。

 

 

糖質を排除するの辛くないですか・・・(´;Д;`)

 

ここまで読んで、もしかしたらかなり切ない気持ちになったかもしれませんね。。

激しく同意。

だって、お米とか小麦とか、日本人の主食だもの。。心だもの!

お菓子はストレス解消の必須アイテムだったりしますし。

 

今まで好きで食べていたものを食べられなくなるのか、、

って思ったら私もかなり寂しかった。。

 

でも、この先アトピーに苦しむことと天秤にかけたら、

やらない選択肢は無かったかな。

それに、一生絶対食べちゃいけないってわけじゃないし。

意識的に”減らす”ってだけだからね。

 

食べられなくて狂いそうになったら食べてよし!と許可条件を自分で作って、

軽い気持ちで一歩踏み出したら、案外平気でしたよ。

 

糖質(特に砂糖)には常習性があるので、

摂るのに慣れてしまっている身体にはそれが無いと耐えられない状態になっています。

(アブナイおくすりといっしょ)

 

ですが、しばらく耐えて糖質の無い習慣に一度慣れてしまうと、

肉体的にも精神的にも「食べなくても大丈夫」なムテキ状態になれます。

 

糖質は「食べちゃいけない」というより「食べなくてもいい」ものなんですね。

そう考えると気持ちがとっても楽になるでしょ。

 

 

私は、ご飯もパンもラーメンもうどんもそばもピザもお菓子も果物もケーキもアイスもだーい好きです。

だから、たまに食べたくなった時は食べます!

食事の候補というより嗜好品の位置づけですね。

毎日食べたりしない。

 

ていうか、たまにしたくなる糖質祭りみたいな不摂生のために

普段の身体づくりをしているようなもんです。

 

いくら体に悪い作用があるからと言って、好きなものを一生食べることができない我慢なんて。。

体には良くても人生の毒だね。

 

大事なのは、糖質に頼って生きないことと、摂った後に正常に戻せる体づくりをすることです。

 

ま、どこまでこだわるかも人それぞれの価値観次第ですが。

 

まとめ

糖質の体への影響、アトピーへの影響について紹介させていただきました。

内容を軽くまとめると、

  • 過剰な糖質摂取は体中の炎症の元になる
  • かといって急な糖質断絶は危険。体がびっくりする。
  • 体の様子を見ながら徐々に糖質⇒タンパク質・脂質へ切り替えると◎
  • 糖質を摂らないことになれてしまえば辛くない

です。

 

ああー、今振り返ってみると、

私がアトピー発症したころはほぼ糖質で生活してましたねえ。。

 

ひとり暮らしで、大学の研究室が忙しくて時間もなかったし、

バイトあんまりできなかったからお金もないし。

手軽で安い菓子パンとかうどんとかインスタント食品とか、

そんなんばっかり食べ出ましたねー。。

ちゃんと体がアトピー使って教えてくれたんですね。

そんなんあかんでーと。

 

 あなたも、今の食生活がどれだけ糖質に偏っているか、

どれだけ糖質摂取しているか、

一度確認してみてみてくださいね。

今後やるべきことが見えてくるかもしれません。

 

 

では、今回はこの辺で。

また別の記事でお会いしましょう~。