大人アトピーホルダーへの福音

大人アトピーを脱却した経験と方法を書いていくブログです。あと身体に良さそうな話とかも。

大人アトピーの治し方―摂って損なし!ビタミンをいっぱい摂ろう

レモンスライス-ビタミンのイメージ

こんにちは、シシです。

いらっしゃいませこんにちは。

 

今日の調子はいかがですかー?

美肌になった未来をイメージしてちゃんとニヤニヤしてますかー???

 

さてと。

今回もアトピーの治し方シリーズの記事を書いていきますよ。

 

以前の記事で、

私が大人アトピーを自分で治したときに取り組んだ食事法の重要ポイントは

  • タンパク質・脂質を十分量摂る
  • ビタミン・ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

です。

ということを紹介しました。

 

↓この記事↓

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このうち、今回は「ビタミン・ミネラルを十分量摂る」という項目の、「ビタミン」について詳しく紹介してみたいと思います。

 

※長くなるので「ミネラル」については別記事で紹介しています。

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ちなみに「タンパク質」「脂質」「糖質」については以下の記事で紹介していますので、

ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

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この記事では、

  • なぜビタミンを摂る必要があるのか
  • どんなビタミンがあってどんな効果があるのか
  • どのくらいのビタミン量を摂ると良いのか

について書いていきますよ。

 

「やば。ビタミン摂るしかないじゃんか」

と思ってもらえるような記事になるよう頑張りますのでよろしくお願いします。

 

行くぜ。

 

 

 アトピーホルダーがビタミンをたくさん摂ったほうがいい理由

 

なぜビタミンが必要か。

 

食べたものをエネルギーや体の材料に変換する反応に必須の栄養素だから

 

です。

 

※ここでいう「体の材料」には、皮膚や筋肉や臓器はもちろん血液やホルモンや免疫細胞など体を正常に動かすための構成要素も含みます。

 

我々の体というシステムは、炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質を食べて

エネルギーにしたり体の材料にしたりしています。

 

ビタミンは、その食べたものをエネルギーや体の材料に変換(代謝といいます)するときに欠かせない要素なのです。

(反応の触媒の立場です。)

 

ということは、いくらたくさん食べてもビタミンが足りなければ

それをうまく活用できないということですね。

 

もちろん、日々何らかのものを食べている以上

ビタミン摂取量がゼロの人はいないでしょう。

 

大事なのは「量」です。

もし、アトピー含めアレルギー的な症状が出てしまっているならば、

ビタミン不足を疑ってみてもいいかもしれません(あとタンパク質・脂質・ミネラル不足の可能性もあるけど)

 

日々の生活・食事の中で、体のどこになんのビタミンが足りなくなるかは

人によって異なります(偏食、体質)が、

アトピーやアレルギーの場合は

 

  • 免疫コントロールにかかわるビタミン
  • 皮膚の修復にかかわるビタミン

 

あたりが不足になっていると思われます。

これらのビタミンを意識的に補給してあげて、

体の機能維持を助けてあげましょう。

 

具体的にどんなビタミンがどれだけ必要かを

次の項で紹介しますね。

 

 

POINT

ビタミンは体の材料の素が豊富にあってこそその力を発揮するので、

毎日の食事で「タンパク質と脂質をたくさん摂るようになったよ!」

ということが達成されてからでも、摂取量を増やすのは遅くないかもしれません。

 

明らかに欠乏している自覚があるなら、今日からでも意識して摂ってみてもいいですね。

 

 アトピー完治に重要なビタミンの種類と量

 ビタミンには以下のようなものがあります。

  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK

全部重要なので全部摂るに越したことはないのですが、

とりあえずアトピーホルダーなら四の五の言わずに摂っとけというビタミンは、

重要順に

ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE

 です。

 

以下、それぞれ詳しく書いていきますよ。

 

ビタミンC

いわずと知れたビタミン界のスーパースター。

 

これをきちんと摂るだけでも、皮膚疾患・花粉症・便秘・感染症・副腎疲労症候群・がんなど

本当にたくさんの症状を緩和したり自己治癒できるくらいのパワーがあります。

 

なぜなら、ビタミンCは下記のように体内で非常に重要な働きを担っているからです。

 

  • コラーゲンの合成
  • 免疫強化
  • 活性酸素除去
  • コルチゾール(副腎皮質ホルモン)生成
  • 抗ヒスタミン作用
    etc.

 

他にも骨を強くしたり肝臓の働きを高めたり鉄の吸収を高めたり、

もう本当にたくさんの効果があるので、摂らないと純粋に損ですね。

 

ビタミンCは水溶性ビタミンといって水に溶けやすく、

過剰にとってもいらない分は速やかに排出されるので、過剰症の心配はありません。

好きなだけ摂りましょう笑

 

具体的な摂取量の目安は、アトピーさんなら10g~20g/日です。

 

・・・これ、どのくらいの量かピンときます?

 

 

 

ヒント:ビタミンC1g摂るのにレモン1kg

 

 

 

は?ばかじゃねぇの?

と真顔で言いたくなるような変態的な量ですね。

 

でもばかじゃないし大真面目な量です。

食べ物から摂るのは至難の業なので、サプリメントを活用しましょう。

一日数回に分けて適量摂取すると効果的です。

※このブログでは、ビタミンC以外にも重点的に摂る必要のある栄養は、サプリメントの活用をお勧めしています。

 

 

摂取量上限は特にないですが、人によっては大量に摂ると下痢します。

毎日少しずつ量を増やし、下痢になる量を探りましょう。

一歩手前の量があなたの最適量です。

 

逆に、便秘になりがちなときは

ビタミンCを大量に摂っていれば便を緩めてくれます。

あと、「ミネラル」の記事で紹介したマグネシウムも有効です。

 

腸内環境に関しては、これに加えて

乳酸菌や食物繊維(イヌリンなど)を摂れば完璧です。

これも別記事でまとめますので少々お待ちを。

 

!注意!

大量のビタミンCを摂るとがんなどのもとになる活性酸素も発生してしまうので、

あとで紹介するビタミンEと一緒に取るようにしましょう。

 ビタミンB群

 ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、葉酸、ビオチンをまとめてビタミンB群と呼びます。

 

チームプレーが得意なので”群”で摂取すると効果的です。

 

B1:糖質の代謝に関わる、皮膚・粘膜の健康維持を助ける

B2:脂肪の代謝に関わる、皮膚・粘膜の健康維持を助ける

ナイアシン:糖質・タンパク質・脂質・アルコールの代謝に関わる、ステロイドホルモンの生合成、ATP(エネルギー)生産など

パントテン酸(B5):糖質・タンパク質・脂質の代謝に関わる、副腎皮質ホルモンの分泌を促す

B6:アミノ酸(タンパク質の構成要素)の代謝に関わる

B12:葉酸と協働して赤血球や核酸の合成に関わる、神経線維の健康維持を助ける

葉酸:タンパク質の代謝に関わる、B12と協働して赤血球や核酸の合成に関わる

ビオチン:糖質・タンパク質・脂質の代謝に関わる、皮膚・粘膜の健康維持を助ける

 

てな感じで、取り入れた栄養を正常に代謝したり、細胞やホルモンの合成に関わる重要なビタミン群です。

 

 

水溶性ビタミンのため、無駄な分は速やかに排出されて過剰症の心配はありません。

好きなだけ摂りましょう2nd

 

ただ、一度にたくさん摂っても無駄に排出量を増やすだけなので、

適量をこまめにとるとよいです。

 

サプリメントではビタミンBコンプレックスとしてひとまとめになってるものがあるので、それを一日数回(できれば食後)に分けて摂るとよいです。

 

一回の摂取量は50mgくらい

トータルで200mg~300mg/日摂るのが目安です。

 

また、アトピー症状改善にはこれに加えて

B群の中のパントテン酸のサプリを追加で摂るともっと効果的です。

 

 ビタミンE

 ビタミンEは、なんといっても抗酸化作用が非常に強いのが特徴です。

 

細胞が酸化されて老化したり壊れてしまうのを防いでくれる頼もしいビタミンです。

 

この抗酸化作用により体内の酸素の無駄遣いを抑制し、頭痛・生理痛・狭心症・心筋梗塞を改善します。

 

また酸素を効率よく使えるようにして疲れにくくなります。

 

脂溶性ビタミンで脂に溶けやすいです。

余分な分は排泄されるので過剰症の心配もありません。

 

摂取量は好きに決めていいと思いますが、慣らしが必要なので

200IU /日から始めて200IU/週のペースで増やしていくとよい思います。

(もちろんサプリ)

 

私は1000IU/日程度くらい摂ってます。

 

その他の効果的なビタミン

上記に挙げたビタミンたちは、摂らないなんてどうかしているレベルの一軍メンバーですが、

これらを摂るのに慣れたら、以下に紹介するビタミンも摂れば鬼に金棒です。

 

〇ビタミンA

目の働きを助ける、細胞の成長を促す、粘膜を強くする(免疫向上)、肌の潤いを保つ

※高タンパク質な食生活が必要。

※過剰症に注意。少量から慣らし、10,000IU~45,000IU/日程度が目安。

 

〇ビタミンD

血中カルシウム量をコントロールする、免疫機能をコントロールする

※過剰症に注意。少量から慣らし、2000IU~4000IU/日が目安。

 

あとは、次の記事で紹介する予定の「ミネラル」(特に鉄や亜鉛)まで摂れれば

言うことなしですね。

 

とはいっても、アトピーホルダーの体は栄養を摂りなれてないことが多いので、

無理のない範囲で大事な栄養から少しずつ増やしていきましょう。

 

まとめ

アトピー症状改善に効果的なビタミンたちを紹介しました。

 

軽くまとめると

  • ビタミンは食べたものを代謝して体のエネルギーや構成要素に変換するのに欠かせない栄養素
  • ビタミンの効果を最大限発揮させるには、摂取量が大事
  • アトピー症状の改善に特に重要なビタミンはビタミンC、ビタミンB群、ビタミン
    +αでビタミンA、ビタミンD

です。

 

「ビタミンは大事」とはもう飽きるほどよく聞くので、

ちょっと前の私も知ったかぶって

 

ビタミン?

あーはいはい。体にいいんでしょ?

知ってる知ってる。

レモンとか食べたらいいかな( ゚∀゚)?

 

みたいな、かなーりナメ腐ってましたねー。

 

いざ本気出して調べてみると、自分の浅はかさに膝から頽れたもんです。

 

ぜひあなたも今日から、ビタミン漬けになってみてくださいね☆

 

 

今回も長くなってごめんね。

では、また。

 

 

 

 

大人アトピーの治し方―エネルギー源に免疫コントロールに大活躍の脂質を摂ろう

脂質のイメージーオイルの写真



こんにちは、シシです。

ようこそおいでくださいました。

どうぞゆっくりしてってくださいね~。

 

以前の記事で、

私が大人アトピーを自分で治したときに取り組んだ食事法の重要ポイントは

  • タンパク質・脂質を十分量摂る
  • ビタミン・ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

だよん。

ということを紹介しました。

 

↓前の記事↓

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このうち、今回は「タンパク質・脂質を十分量摂る」という項目の、

「脂質」について詳しく紹介してみたいと思います。

 

「タンパク質」については既に以下の記事で紹介していますので、

ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

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 ちなみに「糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす」「ビタミン・ミネラルを十分量摂る」ということについての詳細は、

以下の記事にまとめています。

あわせて読んでみてくださいね。

shishigatari.com

 

shishigatari.com

 

 

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この記事では、

  • なぜ脂質を摂ると良いのか
  • どんな脂質をとると良いのか
  • どのくらい脂質をとると良いのか

について書いていきますよ。

読み終わるころには、脂質のことが大好きになってしまうかもしれません。

気を付けて。

 

・・・行きましょう。

 

 脂質を積極的に摂ったほうがいい理由

エネルギー効率の良い脂質は、糖質に代わる頼もしいエネルギー源

我々は炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質を食べて

体というシステムを動かすエネルギー源にしています。

 

この3つのうち、なんといっても脂質のエネルギー変換効率が抜群なのであります。

糖質・タンパク質:1gで4kcal

脂質:1gで9kcal

なので、ほかの2つの2倍以上ですね!

 

日本人は摂取カロリーの6割を糖質から摂ってるらしいですが、

以前の記事で書いたように、過剰に食べちゃうと悪さも出てきますから、

できるだけ糖質を減らす方が体のためには良いんですよね。

 

そして 糖質を減らすなら、減らした分のカロリーを

タンパク質と脂質で手分けしないといけません。

 

そんな時に活躍するのがエネルギー変換効率の高い脂質なんですねー。

 

もちろん、タンパク質でもいっぱい食べられるなら

そっちでカバーしてもいいですが、

沢山は食べられない、でもカロリー取らなきゃいけない、、、

って時に脂質はもってこいです。

 

脂質の中のオメガ3・オメガ6は免疫機能の調整に重要な役割を持っている

さあ出ましたよ、オメガ3・オメガ6。

昨今の健康志向の高まりでよく聞くようになりましたよね。

 

このオメガ3、オメガ6はオメガ9と合わせて不飽和脂肪酸という脂質グループの仲間です。

3と6は体内で合成できないので、食べ物から摂ることが必要です。

(必須脂肪酸と言われています)

 

で、なぜこのオメガ3・オメガ6が大事なのかというと。

体の免疫機能の一つである炎症機能のバランスをとっているのがこいつらだからなんですよー。

 

だから大人アトピー含め、アレルギー系の症状をお持ちならぜひとも注目してもらえたらなと思います。

 

 簡単に言うと、体内において

オメガ6は炎症作用に、オメガ3は抗炎症作用に

関わっています。

 

本来「炎症」というのは体を守るために必要な働きで、

悪いことでは全くないです(むしろ必要だから備わっている)。

それが過剰だから悪さになるんですね。

 

だから、炎症が行き過ぎないように炎症を抑える仕組みも備わっているわけです。

 

で、炎症したいさんのオメガ6と炎症やめたいさんのオメガ3を

バランスよく摂れば体内での炎症機能もうまくバランスして

健康を保てるというお話。

 

じゃあオメガ6・オメガ3の良いバランスは?っていうと

オメガ6 : オメガ3 = 2~4 : 1

です。

 

(できるだけ1:1に近づけたほうが良い説もあります。)

 

ですが、現代人の多くの人の食事では、オメガ6:オメガ3=10:1とか

オメガ6側(炎症作用側)に傾きがちです。

それで、体質によってはアトピーとか皮膚の炎症になる人も出てきてしまうのです。

 

なんでこんなにオメガ6側に傾くんでしょうね?

それはオメガ6・オメガ3がそれぞれどんな食品に含まれているかを見てみればわかりますのよ。

 

<オメガ6が多く含まれる食品>

卵黄、豚肉、サラダ油、コーン油、キャノーラ油、ごま油、大豆油、マヨネーズ など

 

<オメガ3が多く含まれる食品>

 魚介類(魚(特に青魚)、甲殻類)、えごま油、亜麻仁油 クルミ※ など

※クルミはオメガ3含有量は多いがオメガ6:オメガ3=4:1なので食べすぎには注意。

 

お気づきの通り、オメガ6が多く含まれる食品(油)のほうが、普段の食事に身近ですよね。

安くて簡単に手に入るので、外食やコンビニ弁当・お菓子などでもよく使われます。

 

逆にオメガ3が多く含まれる食品(油)のほうは、

ちょっと意識高くないと積極的には摂らない系ですねー。

魚介は好きな人はいっぱい食べるか。

 

とまあ、現代人の食事ではオメガ6に容易に傾く状況がそろってしまっているわけですね。

 

オメガ6はほっとくと過剰になるのでなるべく減らし、

オメガ3のほうは意識的に多く含む食品を摂るようにする。

というのを普段の食事方針に取り入れて、

体の炎症作用を正常に戻せる手助けをしてあげましょう。

肉より魚、安い油より高い油(乱暴~笑)。

 

ただし、オメガ3は加熱すると壊れるので

えごま油や亜麻仁油は加熱調理には使えません。。

代わりのおすすめ調理油は以下の2つです。

 

☆オリーブオイル

糖質と一緒に取ると、糖質の吸収を抑えて血管の老化を抑制してくれます。

オメガ9を多く含んでいます。

 

☆ココナッツオイル

体脂肪になりにくい中鎖脂肪酸を多く含んでいます。

 

あと、焦げやすいですがバターもいいですね。

 

他にもこんないいことが

脂質にはほかにも

 

  • 皮膚や内臓の保護
  • 体温の保持
  • 脂溶性ビタミンの吸収促進
  • 細胞膜やホルモン・脳神経組織の材料

 

などなど、めちゃんこ重要な役割を担っています。

そしてこれらの働きは、当然体のアトピー(アレルギー)状態の改善に

一役も二役も買っているのです。

 

太る原因として目の敵にされがちですが、

”取り方”を知ってさえいれば健康な体作りには欠かせない栄養です。

 

摂らなきゃ損、損!

 

【参考】取らないほうがいい脂質もある

上に挙げたような種類の脂質は積極的に取りたいですが、

種類によって避けた方が良い脂質の種類もあります。

 

単刀直入に名指ししてしまうと、

 

マーガリンやショートニング

 

です。

当然これらが使われている菓子、ファーストフードもできるだけ避けたほうが良いです。

 

これらにはトランス脂肪酸という脂質が多く含まれています。

LDLコレステロールを増加させて心血管疾患のリスクを高めることが分かっているそうです。

まあ恐ろしい。

 

アメリカではすでに全廃されています。

 

あのゴ〇ブリさんでさえ食べないらしいですよ、奥さん。

 

バターや肉の脂身など天然の動植物の脂肪中にも少量は含まれているので

摂取量をゼロにすることは現実的ではないですが、

多く含むものは積極的に避けましょう。

 

 

どのくらいの脂質をとったらよいのかというと

脂質の摂取量は、一日の活動に必要なカロリーの20%~30%が一般的な目安ですが、

必要カロリーは年齢・性別・身長・体重や運動量で変わってきます。

 

「必要カロリー」とかでググると、自分の情報(数値)を入力して

計算できるサイトがいくつかあるみたいなので、

参考にしてみてください。

 

例えばこちらのサイト↓

joyfit.jp

 

計算で出てきた必要カロリーに20~30%をかけて9で割る(脂質1gが9kcalになるから)と

摂るべき脂質の量[g]がわかります。

 

ただ、糖質を制限する分、この目安より多めに摂ってもいいですね。

糖質制限の強さやタンパク質量とのバランスを見て増やしてみてください。

※太り気味の人は目安通りかやや減らしてもいいと思います。

 

おすすめ食材としてはバター、ラード、生クリーム、チーズ、肉、卵などですね。

 

私はちょっとお高めのおいしいバターを買ってデザート的ノリで食べたりしてます。

もともとガツガツ食えないので、カロリー補給にはうってつけなのだ。

 

あと、前項で説明したオメガ3については一般的な摂取目安量は2g/日です。

 

ただ、アトピーなど炎症が強く出てしまってるなら、

オメガ6の食品を減らすと同時にオメガ3はもっとたくさん摂りましょう。

 

食品から摂るのが苦手なら、サプリメントという手もあります。

私も炎症がひどい時期に限りサプリメントをラベルの目安量の2~3倍(6g~10g)摂ってました。

あんまり勧められたもんじゃないとは思いますが、

体調を崩すこともなかったですし、結果今は症状も起きてないので、

まー「私にとっては」よかったと思っています。

 

サプリ爆飲みを私からおすすめすることはありませんが、、

やるかどうかはご自身の判断にお任せしますね。。。

くれぐれも、あなたの体と相談しながら摂取してみてください。

 

 

まとめ

 アトピーホルダーにとっての脂質を摂る効果について紹介しました。

軽くまとめると、

  • 脂質は、糖質制限時の重要なエネルギー源である
  • オメガ3を積極的にとると炎症作用が抑えられる
  • 脂質の摂取量は、一日の必要カロリーの20~30%を目安に、糖質を制限してる分多めに摂る。(太り気味の人は逆に減らして良い)

 です。

 

いやー、

私もちゃんと調べるまでは脂質がこんなにできる子だなんて

思いもしませんでした。

見くびっててごめんね。

 

「アブラ」と聞くと、アトピーには何となくよくないイメージありますが、

実はとるべきアブラと避けるべきアブラがあるということだったんですねー。

 

これを機にあなたもアブラマイスターになって、

アトピーを治すどころかぴちぴち美肌を目指してみてはいかがでしょうかー!?

わくわく♪

 

ふう。長くなりましたごめんなさい。

今回はこの辺で。

 

また別の記事でお会いしましょう~。

 

 

 

 

 

 

大人アトピーの治し方―タンパク質は体の修復に欠かせない材料だよいっぱい摂ろう

タンパク質のイメージーローストチキン

こんにちは、シシです。

今日も来てくださって嬉しいです٩( ´◡` )۶

 

前の記事で、

私が大人アトピーを自分で治したときに取り組んだ食事法の重要ポイントは

  • タンパク質・脂質を十分量摂る
  • ビタミン・ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

だよん。

ということを紹介しました。

 

↓前の記事↓

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このうち、今回は「タンパク質・脂質を十分量摂る」という項目の、

「タンパク質」について詳しく紹介していこうかなと思います。

 

 (長くなるから脂質については記事分けました)

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 ちなみに「糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす」「ビタミン・ミネラルを十分量摂る」ということについての詳細は、

以下の記事にまとめています。

あわせて読んでみてくださいね。

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この記事では、

  • なぜタンパク質を摂ると良いのか
  • タンパク質を取るときのおすすめの方法と注意点

について書いていきますよ。

読み終わるころには、タンパク質を摂りたくていてもたってもいられなくなっていることでしょう。

 

さー行くわよー。

 

 大人アトピーホルダーがタンパク質を摂ると良い理由

なぜタンパク質の摂取が大事なのか。

 

私たちの体というシステムが、主にタンパク質でできているから(水分以外)

 

です。

 

 皮膚はもちろん、脳も心臓も肝臓も腎臓も肺も腸も筋肉も血管も血液も髪の毛も、

もっと言うと細胞や酵素だってタンパク質です。

 

骨も、カルシウムが主ですが、それを強くするのはコラーゲンというタンパク質です。

 

もちろん、何らかの刺激で体の一部が損傷した時の修復にも、

タンパク質という材料が必要不可欠です。

 

うんうん、これは多くの人が知っていることでしょう。

 一日にタンパク質摂取ゼロって人はいないと思います。

 

重要なのは、その摂取量なんですよね。

 

 

量が足りないと、古い細胞が死んで新しい細胞が生まれるときに材料が足りなくなり、、、

体の修復やぴちぴち感を保てなくなります(PД`q。)

 

材料足りないときは、USEDタンパクを再利用とかするらしいですよ・・・!

いやすごいけど!恐ろし!

苦肉の策感すごい。そら劣化するわ。。。

 

生命を維持するための重要な化学反応を担う酵素や免疫細胞だって、

数が減ったり元気がなくなったりします。

 

私も糖質中心(タンパク質不足)の食事だったころにアトピー発症しましたし、

けがが治りにくかったり体調崩しやすかったりしてましたねー。

 

タンパク質に限らずですけど、栄養が体の各所を回る順番は人によって違っていて、

その順番が後ろの方ほど不足の影響を受けやすいんですって。

 

例えば、タンパク質が皮膚の再生に使われる順番が最後の方の人は肌質が弱くなりがち、とか。

 

この個人差がいわゆる「体質」と呼ばれるやつですね。

 

ってことで、ちゃんと順番が最後の方までいきわたるように、

十分量摂取するのが大事ということなんですね

 

体の材料であるという重要な役割に加え、タンパク質はエネルギー源でもあります。

アトピー治すなら特に、糖質制限するなら特に、

タンパク質が十分量必要であることがお分かりいただけると思います。

 

タンパク質をたくさん摂れる食品と必要量

タンパク質がたくさん含まれる食品

どんな食品にタンパク質が多く含まれているか、というのは

感覚的にご存知かと思いますが、

 

肉類、魚介類、卵類、大豆(製品)、乳製品(チーズが断トツ)

 

辺りですね。

結構幅広いので、食べられるものがない!となることは少ないんじゃないかなー

と思います。

飽き防止にも◎ですね!

 

そして嬉しいことに、これらの食品は糖質が低いことが多いので、

糖質制限にはもってこいです。

 

わたしは卵がイチオシですかね!

完全栄養食品といわれるように、ビタミンやミネラルなどの栄養素もバランスよく含まれています。

調理もしやすいですし、すごく安い!

 

さすが、ひよこちゃんの素。

(そう考えると食べるのも忍びなくなりますが。。)

 

もちろんこれらを材料とした加工品もタンパク質多いですが、

添加物・糖質が多く含まれることもあるので、

その点だけ注意ですね。

 

それぞれの食品のタンパク質含有量(食品100g当たり)は以下の通りです。

<肉類>20g/100g前後

<魚介類>

 魚:20g/100g前後

  (かつお、まぐろは約25g/100g)

 貝類:6~13g/100g

 カニ:13g/100g

 エビ:20g/100g前後

 タコ・イカ:17g/100g前後

 魚卵:25g~30g/100g

<卵類>12g/100g前後
   (鶏卵1個50g中に約6g含)

<大豆製品>

 油揚げ:20g/100g前後

 納豆:16g/100g前後

 豆腐:6g/100g前後

 きなこ:35g/100g

<乳製品>

 チーズ:20g/100g前後

   (クリームチーズは10g/100g)

 ヨーグルト:4g/100g(糖質注意)

 牛乳:3g/100g

 

タンパク質摂取量の目安

じゃあどのくらいの量のタンパク質を摂ればいいのかっていうと、

体重50kgの健康な人で50g/日(体重1kgにつき1gのタンパク質)

が最低必要という目安があります。

 

糖質制限に伴うカロリー不足を補いつつ体質改善もするとなると、

100g/日(体重1kgにつき~2gのタンパク質)ほどは必要になるかと思います。

 

ただしこれには個人差があるので、自分で元気がいい・気分がいい・苦しくない

と感じる量を探る必要があります。

 

また、糖質中心だった人がいきなりタンパク質の摂取量を増やしてしまうと、

タンパク質分解酵素の働きがついてこれなくて消化不良を起こします

 

胃の不快感や吐き気、下痢などになってしまいます。

ええ、もちろん私も経験済みですとも。

 

なので、気持ち悪くない量から少しずつ増やし、

一度にたくさん食べるより小分けにして食べるなどの工夫が必要です。

 

ここでもう一度、上に挙げた食品のタンパク質含有量を思い出してみてください。

 

タンパク質100gを食品から取るとします。

想像してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・食べる量ヤバくないですか?

 

ヤバ・・・くないですか? 

ヤバいんですよ。

食事ではタンパクだけ食べるわけじゃないですからね。

 

胃「そんなに入らん(‡▼益▼)!!!」

 

そんな時に頼りになるのがプロテインです。

もし抵抗がなければ、活用してみてはいかがでしょうか?

 

プロテインは、マッチョになるためだけのものではなく、

普通の人にとっても無理なくたんぱく質を摂取できるとても有効なサプリメントです。

 

味も原料(乳、大豆など)も色々あって選択肢も多いですし、

どこでも売ってるので手に入れやすいです。

 

!注意!

プロテインは消化に慣れてない人は必ず表示よりも少ない量から始めてくださいね。

少しずつ慣れていくと良いです。

 

また、人によってはプロテインで腸内環境が悪化してしまう人もいます。

(私はややこの傾向ありです。3年くらい続けた後に気づいた。)

 

飲み始めて体調が悪くなったり、お腹の調子に違和感を感じるようであれば

プロテインを控えるか、

腸内環境をよくする対策(乳酸菌や食物繊維をたっぷりとるとか)をしながら飲むようにしましょう。

 どうしてもプロテインが苦しいという方はアミノ酸のサプリという選択もあります。

(アミノ酸はタンパク質が消化された後にできるもの。体からしたら消化する負担を減らせます)

 

ただし、アミノ酸サプリも摂り方にすこし癖があるので、

それについてはまた別途記事をまとめます。

 

なんにせよ継続することが大切なので、

無理せず身体の声を聴きながらやっていきましょう。

 

まとめ

 大人アトピーホルダーの食事において、タンパク質を摂る意義について

お話ししました。

 

軽くまとめると

  • タンパク質は、体の組織を修復する重要な材料となる
  • タンパク質を多く含む食品には、肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品などがある
  • タンパク質は、アトピー改善を目標にするなら体重1kg当たり2g程度摂る必要がある
  • タンパク質の量は、無理のない範囲で徐々に増やす
  • 食事からタンパク質を摂るのが苦しい場合はプロテインなどのサプリメントを活用する
    (ただし体調に悪さするようであれば、控えるか対策が必要)

 (あごめん、ぜんぜん軽くねー。。)

 

ちょっと取り方に注意が必要、というか、

体質によって適した摂り方や量が変わるので、

体調をしっかり見ながら徐々に変化させてみてくださいね!

 

 

今回は、この辺で。

また別の記事でお会いしましょーう。

 

大人アトピーの治し方―食事から糖質を出来るだけ減らした方がいい

糖質のイメージーパンケーキ

こんにちは、シシです。

ようこそおいでくださいました(゚∀゚)

わーい。

 

さてさて、今日の話題は。

大人アトピーを治したいなら、食事から糖質を減らすといいぞ!

ということをブリブリ書いていきたいと思います。

 

わたしは数年前に、10年ほどつき合った大人アトピーとさよならしたのですが、

その時にとことん食事(栄養摂取)を見直したんですね。

 

なぜならアトピーの原因として大きいのは「栄養不足」だからです。

その「栄養不足」を解消するため、特に

  • タンパク質・脂質を十分量摂る
  • ビタミン・ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

ということに全力で取り組みました。

 

関連することを以下の記事で語っていますので、

もしよろしければ読んでみてくださいね。

shishigatari.com

 

今日はこのうち、

「糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす」

ということについて、その理由と具体的な減らし方を

詳しく紹介したいと思います。

 

では、早速行ってみましょー。

 大人アトピーを治すために糖質を減らすべき理由

アトピーホルダーが糖質を控えた方がいい理由はズバリ、

過剰な糖質が、体内で炎症を起こす物質の発生原因になるから

です。

(かなーり端折ってるので実際にはニュアンス違いますが、まあそんな感じです)

 

少し詳しく言うと(めんどかったら読み飛ばしてね)、

 

糖質を一気にたくさん取ると、体内で代謝されて大量のブドウ糖が生成し、血糖値が急上昇します。

(血糖値スパイク!!っていうらしいです。かっこよ。)

 

このブドウ糖過剰な状態になると、体内のタンパク質と結びついて「糖化」という現象が起こります。

 

この「糖化」により体内で化学反応がごにょごにょした後、最終的に

  • 活性酸素(タンパク質を劣化・変性させてがんのもとになったりするやばいヤツ)
  • 炎症を引き起こす物質

が体内につくりだされてしまいます。。

まじ勘弁してくれ。

 

それがアトピーなどの皮膚の炎症にもなるし、

身体なんてタンパク質が主要成分なので、体中どこで炎症起こっても不思議じゃない感じです。

内臓で炎症が起こったら、アトピー以外の病気になるかもしれません。

 

※炎症そのものが悪いわけではありません。それが過剰だと悪さになるということです。

 

つまり過剰な糖質摂取が、炎症や活性酸素による不調・病気の原因になり得るってことなんですねー。

発症のしやすさなんかは個人差(いわゆる体質)あると思いますけど、確率は底上げされるでしょう。

 

逆に言えば、糖質を減らすことはアトピーだけじゃなくて

ほかの病気の予防にもなってめちゃんこオイシイじゃないか!

と個人的には強く思うのであります。

 

糖質が多く含まれている食べ物

さて、糖質がまあまあやべぇ奴だとわかったところで、

じゃあどんな食べ物に糖質が多く含まれているか見ていきましょう。

 

 

食べて甘みを感じる食品は大体多くの糖質を含んでいるんですけど、具体的には

 

砂糖、米・小麦などの穀物、果物、イモ類、甘みのある野菜(トマト、にんじん、かぼちゃ、玉ねぎ、ゴボウ、etc.)

 

が主なところでしょうか。

なので、これらを主な材料に使っている加工品(お菓子全般、麺類、パン、フルーツ/野菜ジュース、etc.)もめっちゃ糖質多いです。

 

あと、ドレッシング、ケチャップ、醤油、みりん等の調味料にも結構含まれていますね。

一度に使う量が知れてますから、まあ、アレですけど。

 

「〇〇(食品) 糖質」でググると100g当たりの糖質量がサササーっと出てきます。

昨今の糖質制限ブームで一覧にしてくれているサイトもたくさんあるので

簡単に調べられますよ。

 

完全に個人的感覚ですが、

100g中の糖質量が2ケタg行くと、高いぜ糖質!!って感じですね。

5g/100gでまあ、食べてやってもいいかな!ぐらい。

1g/100g以下だと狂喜乱舞。

 

 

私がヤル気MAXで取り組んでいた時は、糖質を20g/日まで落としてましたねー。

(これはさすがにやり過ぎた感あります。。良い子はマネしないでね)

 

!注意!

どこまで糖質を減らせばよいかは人によります。

ひとまず最初の目標は100g/日、それでも体が平気そうなら

40g/日~50g/日を目指すのがいいんじゃないかなと思います。

 

ただし、痩せている人(BMI20以下)は、糖質以外からエネルギーを作り出す能力が物理的に低いので、過度な糖質制限はお勧めしません。

 がっつり糖質制限するなら、少なくともBMIIを22程度以上にしてからにしましょう。

 

私の場合、

糖質を減らしたらアトピーの治りも早くなったし、

その他だるさや日中の眠気などいくつかの不定愁訴も軽くなりましたよ。

 まじ、糖質制限おすすめです。

 

ただ、何も考えず丸っと抜けばいいってもんじゃないのが難しいところで。

根っからの結果早く欲しいマンの私は

それで前のめりになり過ぎて失敗しました。。。

 

キケンなことをあなたにやらせるわけにはいかないので、

糖質制限の注意点について、以下詳しく書いていきますよ。

 

 

食事から糖質を減らすときに注意すべきこと

糖質を急激に減らさない

糖質をいきなりやめると、めちゃくちゃ体がしんどくなります!まじで!!

日ごろから糖質中心の食生活なら特に。

 

体内エネルギーの作り方は主に

  • 「糖質」を原料とするシステム(解糖系)
  • 「脂肪酸」を原料にするシステム(ケトン体回路や糖新生)

があり、糖質を摂取する食生活の場合は優先的に解糖系が働きます。

 

糖質供給をやめると体はケトン体回路にシフトしてくれるんですが、

大抵はこのケトン体回路に体が慣れていないので、

上手く回らずエネルギーも作れません。

 

ずっとWindows使ってたのに、急にMac使いこなせないですね?

そういうことです。(は?)

 

なので、急激な糖質断絶はエネルギー欠乏や体調不良になるので注意が必要なのです。

 

私は何も考えずに

コノヤロー糖質め!もうおさらばだ!!

とばかりにいきなり糖質≒0にしてしまい、一時期ふらっふらになりました。

吐き気とかも。歩くのすらしんどくなった。。

いや、アホでしょ。

 

糖質制限始めるなら、焦らず少しずつ切り替えたほうが無難です。

まずはお菓子を止めてみるとか。

お米やパン・麺類を、3食→2食→1食とか、1杯→2/3杯→1/2杯とか。

変化をつけたら一定期間(1~2週間)その条件で体の様子を見たり。

 

もし体調が悪くなるなら、その糖質の減らし方は今の体の状態にはまだ早いということです。

一歩手前の量で様子を見ましょう。

 

ただでさえアトピーで苦しんでるんですから、

出来るだけ他の不調は抑えながら取り組みたいですね。

糖質を抜いた分、タンパク質と脂質をちゃんと摂る

あとは、今思うとふらふらになった当時は

タンパク質と脂質の摂り方が圧倒的に足りなかったですね。

 

小学校の家庭科で習った通り、我々はの体は炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質の三大栄養素からエネルギーを作り出しています。

 

糖質抜いてたんぱく脂質を増やさなかったら、そりゃあエネルギー不足にもなります。

 

私の場合、タンパク質や脂質は糖質よりも「重たく」感じていたので、

すぐ満腹に感じてました。

また、食べ慣れてなかったせいか消化能がついてきてなかったと思います。

 

なので糖質減らしとタンパク質・脂質増やしは同時進行でやるべきなのですが、

切り替えは体の調子を見ながら段階的にした方が体も慣れやすいです。

 

 

そうだ。

よく、糖質制限で「疲れやすくなる、だるくなる、筋肉量がへる、骨が弱くなる」などの危険性が叫ばれることがありますが、

これ多分脂質・タンパク質やその他ビタミン・ミネラルなどの不足が原因と思われます。

 

つまり糖質制限とは、単純に糖質を抜くことを指すんじゃなくて、

糖質以外の栄養素でちゃんと身体を創る・動かすってことなわけですね。

 

栄養はトータルで見ることが大事なんだということを、

私自身身をもって思い知った次第です。

 

タンパク質・脂質やビタミン・ミネラルの詳細は別記事にまもなくまとめます。

ぜひ読んでみてください。

 

 

糖質を排除するの辛くないですか・・・(´;Д;`)

 

ここまで読んで、もしかしたらかなり切ない気持ちになったかもしれませんね。。

激しく同意。

だって、お米とか小麦とか、日本人の主食だもの。。心だもの!

お菓子はストレス解消の必須アイテムだったりしますし。

 

今まで好きで食べていたものを食べられなくなるのか、、

って思ったら私もかなり寂しかった。。

 

でも、この先アトピーに苦しむことと天秤にかけたら、

やらない選択肢は無かったかな。

それに、一生絶対食べちゃいけないってわけじゃないし。

意識的に”減らす”ってだけだからね。

 

食べられなくて狂いそうになったら食べてよし!と許可条件を自分で作って、

軽い気持ちで一歩踏み出したら、案外平気でしたよ。

 

糖質(特に砂糖)には常習性があるので、

摂るのに慣れてしまっている身体にはそれが無いと耐えられない状態になっています。

(アブナイおくすりといっしょ)

 

ですが、しばらく耐えて糖質の無い習慣に一度慣れてしまうと、

肉体的にも精神的にも「食べなくても大丈夫」なムテキ状態になれます。

 

糖質は「食べちゃいけない」というより「食べなくてもいい」ものなんですね。

そう考えると気持ちがとっても楽になるでしょ。

 

 

私は、ご飯もパンもラーメンもうどんもそばもピザもお菓子も果物もケーキもアイスもだーい好きです。

だから、たまに食べたくなった時は食べます!

食事の候補というより嗜好品の位置づけですね。

毎日食べたりしない。

 

ていうか、たまにしたくなる糖質祭りみたいな不摂生のために

普段の身体づくりをしているようなもんです。

 

いくら体に悪い作用があるからと言って、好きなものを一生食べることができない我慢なんて。。

体には良くても人生の毒だね。

 

大事なのは、糖質に頼って生きないことと、摂った後に正常に戻せる体づくりをすることです。

 

ま、どこまでこだわるかも人それぞれの価値観次第ですが。

 

まとめ

糖質の体への影響、アトピーへの影響について紹介させていただきました。

内容を軽くまとめると、

  • 過剰な糖質摂取は体中の炎症の元になる
  • かといって急な糖質断絶は危険。体がびっくりする。
  • 体の様子を見ながら徐々に糖質⇒タンパク質・脂質へ切り替えると◎
  • 糖質を摂らないことになれてしまえば辛くない

です。

 

ああー、今振り返ってみると、

私がアトピー発症したころはほぼ糖質で生活してましたねえ。。

 

ひとり暮らしで、大学の研究室が忙しくて時間もなかったし、

バイトあんまりできなかったからお金もないし。

手軽で安い菓子パンとかうどんとかインスタント食品とか、

そんなんばっかり食べ出ましたねー。。

ちゃんと体がアトピー使って教えてくれたんですね。

そんなんあかんでーと。

 

 あなたも、今の食生活がどれだけ糖質に偏っているか、

どれだけ糖質摂取しているか、

一度確認してみてみてくださいね。

今後やるべきことが見えてくるかもしれません。

 

 

では、今回はこの辺で。

また別の記事でお会いしましょう~。

 

【大人アトピー】私はこの方法で治りました。原因から考えるシンプルな治し方とは

大人アトピーホルダー(心の叫び)

”体質だから仕方ないよ” とか

”発症したら一生付き合う病気だよ” とか

”薬をうまく使いながら抑えていけばいいじゃん” とか、さ。

 

いや、うん、わかる。わかってる。

そうよね。

わかってる。 

 

 

 

け・ど。

 

 

 

 

諦めたくないんじゃああああああ!!!

 

清潔に気を付けたり保湿したり薬塗ったり日光ダニホコリ気にしたり、、めんどくさいんじゃあああああ!!!

 

治療費とか薬代に給料のまあまあな割合持ってかれるの、ムカつくんじゃあああああ!!!

 

かゆみとケアに時間削られるの、腹立つんじゃあああああああ!!!

自由と睡眠返せやああああこらあああああ!!!

 

あとやっぱり、、ぴちぴちなお肌が欲しいんじゃあああああああ!!!!!

 

・・・!

・・・

・・・もう、やめたい。。。

 

 

シシ

くっっっっっっっっっっっっっっっっそ

わかる。

わかるぞ。

わかり過ぎて泣ける。

そうよね。諦めたくないよな。

 

数年前の私も一緒いっしょ。

発症するまで特に気にしなくても普通の肌でいられたからなおさら、

諦めきれませんでした。

 

だから、諦めずに調べて、

これだ!と思う治し方を見つけて、

自分の体を信じて実践しつづけました。

 

そしたら、アトピーはちゃんと消えたよ。

諦めなくていいからね。

 

このブログでは、

私が大人アトピー脱却するためにやったことと

得た知識をすべて書いていきます。

 

あなたのように、

自分の体を信じて本気で向き合っている人に

少しでも役立つであろう情報を書いていきますから。

どうかたくさん持って帰ってほしい。

 

この記事ではまず、

  • 大人アトピーの原因は何かについて
  • 原因から導くシンプルな治し方
  • この治し方を実践する前の注意点

 

について概要をまとめていますので、

私が紹介する方法を取り入れるか止めるかの参考にしてみてください。

 

では、行くぜ。

 大人アトピーの原因とは

 大人アトピーが発症する原因は、巷では色んなものが挙げられていますね。

 

私がゴリゴリ調べた中で、

たぶんもうこれなんだろうな、

となかば確信めいた「原因」があります。

 

それは、

 

栄 養 不 足

 

です。栄養不足。

 

毎食お腹いっぱい食べれていることだけが、栄養充分ということにはならないのです。

カロリーは充分かもだけど。

 

アトピーを治したいなら、栄養不足を解消する必要があります。

より正確には、

「必要な栄養を充分に取り、不要な栄養(成分)を過剰に摂らない」

ということです。

 

 

ちょっと考えてみましょう。

よく言われるアトピーの原因って

 

アレルギー体質、ストレス、誤った食事、免疫機能の低下、肌バリアの低下

 

などなどありますが、

これらって実は栄養バランスの崩れにより起こるもの、もしくは栄養バランスを崩すものばかりです。

 

だから、個々の「原因」といわれるものに個別に対応するよりも

全てに強くかかわっている「栄養摂取」を制することが

最も効率的で効果的ってことなんですね。

 

要するに、食事をとことん見直し修正しましょうということです。

ふたを開けてみれば、何ていうか

普通笑

FU・TSUー☆

なんか、みんな知ってるし。みたいな。

 

でもアトピーが出てるってことは、

「知ってる」内容の方向性がずれているか、内容が足りてないんですよね。

もしくは、(潜在意識では)やりたくないか。

知っていてもやれてないか。

 

以上のことを念頭に置いていただいたところで、

私が実践したアトピー脱却法を紹介していきますよ。

 

原因から導く大人アトピーのシンプルな治し方

 「必要な栄養を充分に取り、不要な栄養(成分)を過剰に摂らない」

 ま、もうこれなんですが笑

 

具体的にすると、

  • タンパク質、脂質を十分量摂る
  • ビタミン、ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす
  • 腸の状態を改善する

 

というのが、私が実践した方法の大枠で最重要項目です。

 

アトピー改善のための栄養の取り方イラスト

 

これらの項目は、

私がうなるほど調べ、

完治させた先輩方や医療の知識を持った方々が「これいいよ!」と紹介してくださったことのうち、

(私的に)納得感の高いものをピックアップしてまとめたものです。

 

細かいことを言えばそれはそれはたくさんやれることがありますが、

ここではひとまず

「ベースはシンプルだよ」

「これを意識しておけば、自然と細かい実践方法にも取り組めるよ」

ということを示しておきたいと思います。

 

もちろん、この結論にたどり着いた理由とか

より具体的な内容は別記事でしっかりまとめますから、

そちらを読んでみてくださいね。

 

この方法に取り組む前に理解しておくべきこと

「食事内容を見直す」というごくごくシンプルで当たり前(に感じる)ことをやれば

大人アトピーを治すことができるのですから、

私としては大変おすすめの方法なのです。

 

これまでやってきた生活の一部を変えるだけなので、

余分に大きな費用がかかることもありませんし。

 

ただ、一つ大事なことを断っておかなければなりません。

 

シンプルだからといって楽で簡単というわけではない

 

ということです。

 

症状に出てしまっているということは、それだけ体の中はエマージェンシーですし、

長い栄養不足によって色んな機能がうまく回っていないということです。

 

それをイチから修正していくわけですから、わりと強い意志と覚悟と勇気と忍耐が必要になります。

(あら結構要求強め。。)

 

アトピー歴にもよりますが、

完治まで数か月~1年くらいはかかるとみておきましょう。

 

その間、いわゆる好転反応などしんどいことも確実に起きます。

でも、それが自分の望みに必要なことだと納得できるあなたなら、

ちゃんと乗り越えて健康な体を手に入れることができると思います。

 

!注意!

この食事法に取り組む間は、ステロイド薬の使用はお勧めしません。

 

この食事法は体の排毒機能を高めて、あえて症状を出し切る過程を経るので、

一時的に症状が強く出たりします。

一方、ステロイド薬は症状を抑える(結果排毒を妨げる)作用があるので、

薬を使うということは、

この食事法の狙いと逆の作用になってしまうんですよね。

 

ただ、いきなり完全に使用を中止してしまうと、

もともと症状がひどい方などは耐えられないほどの苦痛になってしまう可能性もあるのです。

心配な方は徐々に回数・量・強度を減らしていくのが良いと思います。

その代わり、完治までの期間は伸びると思いますが、

意志に反する苦痛を抱えてまでやることはないと、個人的には思います。

 

もちろん、そのあたりの不安が小さい人や一刻も早く完治させたいという方は、

早めに薬の使用をやめてしまってもいいと思います。

まとめ

 さて、私が実践したアトピー脱却法の概要を紹介しましたが

いかがだったでしょうか。

  • タンパク質、脂質を十分量摂る
  • ビタミン、ミネラルを十分量摂る
  • 糖質(特に砂糖)を出来るだけ減らす

  • 腸の状態を改善する

 

上で若干脅しっぽいのも入れてしまいましたが、

しっかり体と会話しながら自分のペースでやっていけば

そうそう大変なことになはらないので安心してくださいね。

 

どっかの誰かさんは手探りな上に

結果を焦って色んな失敗もしたもんです。。。

アホやったなあ。

その辺もちゃんとシェアしますから。

ぜひ参考にしてみてね。

 

上で書いたように、決して楽な過程ではありませんが、

こんな弱小ピヨピヨブログまでたどり着いたガッツのあるあなたなら

きっと大丈夫ですね。

 

アトピーが完治した後の解放感を想像してみて。

めっちゃワクワクするやん?

そしたら、勇気なんて軽い感じで出てきて、覚悟なんてすぐ手に入るから。

大丈夫。

 

もちろんやらない選択も大アリだと思う!

人それぞれ体質・環境・考え方違いますからね。

最終的にアトピーから解放されて大笑いする。

それだけが正解です。

 

あなたが自分で取り入れたいと思う方法を見つけて

選択できるよう応援しています!

 

参考までに、私がアトピーだったころの状況は、

  • 糖質中心の食生活
  • 栄養(食事)には無頓着
  • 外食が多め
  • 日頃からストレスを抱えがち
  • 生活が不規則
  • もともと疑わしい肌質(敏感肌)

って感じです。

似たような状況の方は、この方法で

良くなる可能性大と思われます。

 

もしこの食生活で今後不調が出たり、

より良い新たな情報を仕入れたりしたときには、

すかさずこのブログでシェアしますね!

 

 

 

では、今回はこの辺で。

また別の記事でお会いしましょうー。